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院
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いん
ふりがな文庫
“
院
(
いん
)” の例文
間
(
ま
)
もなく
院
(
いん
)
さまは
三浦
(
みうら
)
の
介
(
すけ
)
と
千葉
(
ちば
)
の
介
(
すけ
)
と
二人
(
ふたり
)
の
武士
(
ぶし
)
においいつけになって、
何
(
なん
)
百
騎
(
き
)
の
侍
(
さむらい
)
で
那須野
(
なすの
)
の
原
(
はら
)
を
狩
(
か
)
り
立
(
た
)
ててわたしを
射
(
い
)
させました。
殺生石
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
第五十三条 両議院ノ議員ハ現行犯罪又ハ内乱
外患
(
がいかん
)
ニ
関
(
かかわ
)
ル罪ヲ除ク
外
(
ほか
)
会期中
其
(
そ
)
ノ
院
(
いん
)
ノ
許諾
(
きょだく
)
ナクシテ逮捕セラルヽコトナシ
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
鳥居はその
幽邃
(
ゆうすい
)
な
白鳥神社
(
しらとりじんじゃ
)
奥
(
おく
)
の
院
(
いん
)
の
印
(
しるし
)
で、それまではだれにでも一目でわかるが、遠矢の的と示されたものは、その鳥居の正面にかかっている
額
(
がく
)
だった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さういふ町内に
僕
(
ぼく
)
の
將棋
(
せうき
)
の
好敵
(
こうてき
)
手がゐる。
改
(
あらた
)
まつて
紹介
(
せうかい
)
すれば、新美
術
(
じゆつ
)
院
(
いん
)
會
員
(
いん
)
、國
畫
(
ぐわ
)
會
總帥
(
そうすい
)
の梅原
龍
(
りう
)
三郎
畫伯
(
ぐわはく
)
その人だが、なアにお
互
(
たがひ
)
に負けず
嫌
(
きら
)
ひで相當
意
(
い
)
地つ
張
(
は
)
りでもある二人。
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
院
(
いん
)
さまのお
命
(
いのち
)
をとって、
日本
(
にっぽん
)
の
国
(
くに
)
をほろぼそうとしたわたしのたくらみは、だんだん
成就
(
じょうじゅ
)
しかけました。それを
見破
(
みやぶ
)
ったのは
陰陽師
(
おんみょうじ
)
の
安倍
(
あべ
)
の
泰成
(
やすなり
)
でした。
殺生石
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
また、さきのおととし、
鳥羽
(
とば
)
の
院
(
いん
)
と、
待賢門院
(
たいけんもんいん
)
さまも、お臨みで、
神泉苑
(
しんせんえん
)
の競べ馬に、
下毛野
(
しもつけ
)
の兼近が、見事な勝をとったのも、たしか、四白の
鹿毛
(
かげ
)
であったわ
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
第四十八条 両議院ノ会議ハ公開ス但シ政府ノ要求又ハ
其
(
そ
)
ノ
院
(
いん
)
ノ決議ニ
依
(
よ
)
リ秘密会ト
為
(
な
)
スコトヲ
得
(
う
)
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
お
聞
(
き
)
きになったこともあるでしょうが、じつはわたしは、むかしなにがしの
院
(
いん
)
さまの
御所
(
ごしょ
)
に
召
(
め
)
し
使
(
つか
)
われた
玉藻前
(
たまものまえ
)
という
者
(
もの
)
でございます。もとをいいますと
天竺
(
てんじく
)
の
野
(
の
)
に
住
(
す
)
んだ九
尾
(
び
)
のきつねでした。
殺生石
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
法皇(後深草)のおそばにおはしましつるを、
中
(
なか
)
の
院
(
いん
)
(後宇多)、いかなるたよりにか、いと忍びがたく
思
(
おぼ
)
されければ、とかくたばかりて、盗み奉らせ給ひて、冷泉ノ
万里小路
(
までのこうぢ
)
殿におはします。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一足
(
ひとあし
)
おくれて、
御岳
(
みたけ
)
の
奥
(
おく
)
の
院
(
いん
)
からここへ越えてきた人々があった。それは、
神主
(
かんぬし
)
の
長谷川右近
(
はせがわうこん
)
を
道案内
(
みちあんない
)
として
忍剣
(
にんけん
)
健在
(
けんざい
)
なりや
否
(
いな
)
や——と一
刻
(
こく
)
をあらそって、
迎
(
むか
)
えに見えた一
党
(
とう
)
の
朋友
(
ほうゆう
)
たちである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見送
(
みおく
)
りながら、居士は
白鳥
(
しらとり
)
の
奥
(
おく
)
の
院
(
いん
)
のほうへ風のごとく立ち去った。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
院
(
いん
)
ノ
庄
(
しょう
)
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“院”の意味
《名詞1》
(イン)太上天皇の御所。
(イン)院(1)のあるじ。太上天皇。
(イン)天皇の父や女院など、院(2)に準じた待遇を受ける人。また、その御所。
《名詞2》
(イン)大学院。
(出典:Wiktionary)
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“院”を含む語句
寺院
病院
入院
修道院
院内
花山院
院主
學院
回向院
伝通院
癲狂院
知恩院
聖護院
伝法院
安居院
智恩院
退院
内院
僧院
近衛院
...