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『放生津物語』
ふりがな文庫
『
放生津物語
(
ほうじょうづものがたり
)
』
越中の放生津の町中に在る松や榎の飛び飛びに生えた草原は、町の小供の遊び場所であった。その草原の中央の枝の禿びた榎の古木のしたに、お諏訪様と呼ばれている蟇の蹲まったような小さな祠があったが、それは枌葺の屋根も朽ちて、木連格子の木目も瓦かなんぞ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約41分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝
(
おぬし
)
傍
(
ほとり
)
端
(
さき
)
尋
(
と
)
帰
(
い
)
機
(
はずみ
)
中央
(
なかほど
)
己
(
じぶん
)
禿
(
ち
)
忌
(
いみ
)
某
(
ある
)
鉤
(
つりばり
)
良
(
え
)
喫
(
く
)
比
(
ごろ
)
容
(
さま
)
岐路
(
わかれみち
)
思召
(
おぼしめし
)
慧
(
りこう
)
平生
(
いつも
)
戦
(
いくさ
)
被
(
き
)
蜘
(
ぐも
)
同伴
(
いっしょ
)
前
(
さき
)
随
(
つ
)
焚
(
や
)
何人
(
だれ
)
飯
(
まんま
)
真実
(
ほんとう
)
祝詞
(
のりと
)
知人
(
しりびと
)
枴
(
おうこ
)
縮
(
すく
)
老人
(
としより
)
背後
(
うしろ
)
自家
(
うち
)
花魁
(
おいらん
)
詞
(
ことば
)
豪
(
えら
)
赤兄
(
あかえ
)
辺
(
あたり
)
霊牌
(
いはい
)
頭
(
かしら
)
鼈
(
すっぽん
)
室
(
へや
)
他家
(
よそ
)
伴
(
つ
)
傍見
(
わきみ
)
傍視
(
わきみ
)
先刻
(
さっき
)
十歳
(
とお
)
四辺
(
あたり
)
地下
(
じげ
)
地位
(
みぶん
)
妻室
(
かない
)
姝
(
きれい
)
理由
(
わけ
)
庭前
(
にわさき
)
微陽
(
うすび
)
戸外
(
そと
)
昇口
(
あがりぐち
)
昨夜
(
ゆうべ
)
枌葺
(
そぎふき
)
母
(
かあ
)
注
(
つ
)
湖
(
うみ
)
準備
(
したく
)
無名
(
ななし
)