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微陽
ふりがな文庫
“微陽”の読み方と例文
読み方
割合
うすび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすび
(逆引き)
祠の右側に並んだ榎の枝には一条の
微陽
(
うすび
)
が射していた。源吉は祠の前へ往くとそのまま短い草の生えた処にちょこなんと坐った。
放生津物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
そのうちに雨が止んで
微陽
(
うすび
)
が射した。雨の止んだのにいつまでもいるわけにいかなかった。南は
詮方
(
しかた
)
なしに帰ってきた。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
広栄は後の
煙草
(
たばこ
)
を
点
(
つ
)
けて庭の方へやるともなしに眼をやった。白沙を敷いた広い庭には
高野槇
(
こうやまき
)
があり、
榎
(
えのき
)
があり、
楓
(
かえで
)
があり、ぼくになった
柾
(
まさき
)
などがあって
微陽
(
うすび
)
が射していた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
微陽(うすび)の例文をもっと
(5作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温