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うすび
ふりがな文庫
“うすび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄日
50.0%
薄陽
35.7%
微陽
11.9%
淡日
2.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄日
(逆引き)
雲
(
くも
)
が
動
(
うご
)
いて、
薄日
(
うすび
)
が
射
(
さ
)
して、
反
(
そ
)
らした
胸
(
むね
)
と、
仰
(
あふ
)
いだ
其
(
そ
)
の
額
(
ひたひ
)
を
微
(
かす
)
かに
照
(
て
)
らすと、ほつと
酔
(
よ
)
つたやうな
色
(
いろ
)
をしたが、
唇
(
くちびる
)
は
白
(
しろ
)
く、
目
(
め
)
は
血走
(
ちばし
)
るのである。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
うすび(薄日)の例文をもっと
(21作品)
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薄陽
(逆引き)
遅々
(
ちち
)
としてヨンヌの平野をのたくりゆくうち、ようやく
正午
(
ひる
)
近く、サンの町の教会の尖塔が、向うの丘の
薄陽
(
うすび
)
の中に浮びあがって見えるところまで辿り着いた。
ノンシャラン道中記:02 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
うすび(薄陽)の例文をもっと
(15作品)
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微陽
(逆引き)
そのうちに雨が止んで
微陽
(
うすび
)
が射した。雨の止んだのにいつまでもいるわけにいかなかった。南は
詮方
(
しかた
)
なしに帰ってきた。
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
うすび(微陽)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
淡日
(逆引き)
上野の広小路まで来たころに、空の雲が少しずつ
剥
(
は
)
がれて、秋の
淡日
(
うすび
)
が差して来た。ぼっと
霞
(
かす
)
んだようなお庄の目には、そこらのさまがなつかしく映った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
うすび(淡日)の例文をもっと
(1作品)
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うすひ