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枴
ふりがな文庫
“枴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうこ
40.0%
あふご
20.0%
おふご
20.0%
アフゴ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうこ
(逆引き)
沙を運ぶ者は、
笊
(
ざる
)
に容れて
枴
(
おうこ
)
で担い、礁の破片を運ぶ者は、大きな
簣
(
あじか
)
に容れて二人で差し担って
往
(
ゆ
)
くのであった。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
枴(おうこ)の例文をもっと
(2作品)
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あふご
(逆引き)
荘主
(
あるじ
)
枴
(
あふご
)
を捨てて手を
拍
(
う
)
つて笑ひ、
一八
渠等
(
かれら
)
が
愚
(
おろか
)
なる眼より
一九
客僧を
驚
(
おど
)
しまゐらせぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
枴(あふご)の例文をもっと
(1作品)
見る
おふご
(逆引き)
かけて東京へ引くは今の
間
(
ま
)
なるべし昔の人が須磨明石の月も
枴
(
おふご
)
にかけてふり賣にやせんと冷評せしは實地となること日を待たじ故に地方漫遊のまた名所古跡一覽のと云ふ人は少し
出立
(
でたち
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
枴(おふご)の例文をもっと
(1作品)
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アフゴ
(逆引き)
祝言の乞食者が持ち廻つた神器が、又謂はゞ一種の
神座
(
カグラ
)
でもある訣であり、同時に食器であり、更に運搬具でもあつたのだ。之を垂下し、又
枴
(
アフゴ
)
で担ひ、或は頭上に戴いても歩いて居た。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
枴(アフゴ)の例文をもっと
(1作品)
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枴
漢検1級
部首:⽊
9画
“枴”を含む語句
鉄枴仙人
枴童
鉄枴
鉄枴山
“枴”のふりがなが多い著者
上田秋成
饗庭篁村
田中貢太郎
折口信夫