“荘主”の読み方と例文
読み方割合
あるじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯浴(ゆあ)み、食事なども、終ってから、王進は、荘主(あるじ)の太公(たいこう)に会った。折(お)れ頭巾(ずきん)をかぶり、白髯(はくぜん)は膝にたれ、道服に似たものを着、柔かそうな革靴(かわぐつ)をはいている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
荘主(あるじ)頭(かうべ)を畳(たたみ)に摺(す)りて、御僧この事をなし給はば、此の国の人は浄土にうまれ出でたるがごとしと、涙を流してよろこびけり。山里のやどり八四貝鐘(かひがね)も聞えず。
荘主(あるじ)よろこび迎へて、御僧の大徳によりて鬼ふたたび山をくだらねば、人皆浄土にうまれ出でたるごとし。されど山にゆく事はおそろしがりて、一人としてのぼるものなし。