“荘重”のいろいろな読み方と例文
旧字:莊重
読み方割合
そうちょう93.8%
そうじゅう6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも此の楽器特有の潮の湧き起るような荘重そうちょうなのではなく、稽古でもして居るらしく、唯たど/\しくぽん/\いうだけの音である。
六日月 (新字新仮名) / 岩本素白(著)
ちょうどそこは、大きな寺院の入口みたいな荘重そうちょうな大玄関であった。左右に何本かの石柱いしばしらが並び、石段がその間をぬって上へのぼっている。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
其の闊大かつだい荘重そうじゅうの景象、自ら衆川しゅうせん碌々ろくろくに異れり。
大利根の大物釣 (新字新仮名) / 石井研堂(著)