“莊重”のいろいろな読み方と例文
新字:荘重
読み方割合
さうちよう66.7%
そうちよう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
莊重さうちような修道院の建物と、またそこにみなぎる美しくも清らかな空氣とをいろいろに空想し思ひ描く一種の敬虔けいけんな氣持が滿ちてゐた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
たゞる、日本橋にほんばし檜物町ひものちやう藤村ふぢむら二十七疊にじふしちでふ大廣間おほひろま黒檀こくたん大卓だいたくのまはりに、淺葱絽あさぎろ座蒲團ざぶとんすゞしくくばらせて、一人ひとり第一番だいいちばん莊重さうちようひかへてる。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
フトダマの命がこれをささげ持ち、アメノコヤネの命が莊重そうちよう祝詞のりととなえ、アメノタヂカラヲの神が岩戸いわとかげに隱れて立つており、アメノウズメの命が天のカグ山の日影蔓ひかげかずら手襁たすき