“闊大”の読み方と例文
読み方割合
かつだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と土地は小なれども人口の大なることに自信を持たせて、盛んにヨーロッパ文明を取入れることを主張している論旨は闊大かつだいにして、精神は親切に、文章は例のかゆいところへ手の届くようです。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其の闊大かつだい荘重そうじゅうの景象、自ら衆川しゅうせん碌々ろくろくに異れり。
大利根の大物釣 (新字新仮名) / 石井研堂(著)