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闊々
ふりがな文庫
“闊々”の読み方と例文
読み方
割合
ひろびろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひろびろ
(逆引き)
と細君は主人が
斜
(
ななめ
)
ならず
機嫌
(
きげん
)
のよいので自分も同じく胸が
闊々
(
ひろびろ
)
とするのでもあろうか、極めて
快活
(
きさく
)
に気軽に答えた。多少は主人の気風に同化されているらしく見えた。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あれよりは……あそこにいるよりは、この
闊々
(
ひろびろ
)
とした野の方がいい。どれほど好いかしれぬ。満洲の野は
荒漠
(
こうばく
)
として何もない。畑にはもう熟しかけた
高粱
(
こうりゃん
)
が連なっているばかりだ。
一兵卒
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
闊々(ひろびろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
闊
漢検1級
部首:⾨
17画
々
3画
“闊”で始まる語句
闊達
闊
闊歩
闊葉樹
闊大
闊眼
闊葉
闊達無碍
闊然
闊色
“闊々”のふりがなが多い著者
幸田露伴
田山花袋