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荘主
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あるじ
ふりがな文庫
“
荘主
(
あるじ
)” の例文
湯浴
(
ゆあ
)
み、食事なども、終ってから、王進は、
荘主
(
あるじ
)
の
太公
(
たいこう
)
に会った。
折
(
お
)
れ
頭巾
(
ずきん
)
をかぶり、
白髯
(
はくぜん
)
は膝にたれ、道服に似たものを着、柔かそうな
革靴
(
かわぐつ
)
をはいている。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
荘主
(
あるじ
)
頭
(
かうべ
)
を
畳
(
たたみ
)
に
摺
(
す
)
りて、御僧この事をなし給はば、此の国の人は浄土にうまれ出でたるがごとしと、涙を流してよろこびけり。山里のやどり
八四
貝鐘
(
かひがね
)
も聞えず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
荘主
(
あるじ
)
よろこび迎へて、御僧の大徳によりて鬼ふたたび山をくだらねば、人皆浄土にうまれ出でたるごとし。されど山にゆく事はおそろしがりて、一人としてのぼるものなし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
荘主
(
あるじ
)
かたりていふ。さきに
二三
下等
(
しづら
)
が御僧を見て、鬼来りしとおそれしも
二四
さるいはれの侍るなり。ここに
二五
希有
(
けう
)
の物がたりの侍る。
二六
妖言
(
およづれごと
)
ながら人にもつたへ給へかし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
荘
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“荘”で始まる語句
荘厳
荘
荘子
荘園
荘重
荘田
荘司
荘内
荘院
荘家