“妖言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
およづれごと50.0%
ようげん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荘主あるじかたりていふ。さきに二三下等しづらが御僧を見て、鬼来りしとおそれしも二四さるいはれの侍るなり。ここに二五希有けうの物がたりの侍る。二六妖言およづれごとながら人にもつたへ給へかし。
というような妖言ようげんを放って、しかも誰もそれを疑わなかった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)