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鼈
ふりがな文庫
“鼈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すっぽん
80.0%
すつぽん
12.0%
すつほん
4.0%
べっこう
4.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すっぽん
(逆引き)
ここでは
旧套
(
きゅうとう
)
の良心
過敏
(
かびん
)
性にかかっている都会娘の小初の意地も
悲哀
(
ひあい
)
も
執着
(
しゅうちゃく
)
も性を抜かれ、代って
魚介
(
ぎょかい
)
鼈
(
すっぽん
)
が持つ
素朴
(
そぼく
)
不逞
(
ふてい
)
の自由さが
蘇
(
よみがえ
)
った。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
鼈(すっぽん)の例文をもっと
(20作品)
見る
すつぽん
(逆引き)
寢顏
(
ねがほ
)
に
電燈
(
でんとう
)
を
厭
(
いと
)
つたものであらう。
嬰兒
(
あかんぼ
)
の
顏
(
かほ
)
は
見
(
み
)
えなかつた、だけ
其
(
それ
)
だけ、
懸念
(
けねん
)
と
云
(
い
)
へば
懸念
(
けねん
)
なので、
工學士
(
こうがくし
)
が——
鯉
(
こひ
)
か
鼈
(
すつぽん
)
か、と
云
(
い
)
つたのは
此
(
これ
)
であるが……
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鼈(すつぽん)の例文をもっと
(3作品)
見る
すつほん
(逆引き)
二人の
姉
(
あね
)
は色白くして玉を
双
(
なら
)
べたる
美人
(
びじん
)
也、菓子を
喰
(
くひ
)
ながら
顔
(
かほ
)
見あはして打ゑみたる
面
(
おも
)
ざし、
愛形
(
あいきやう
)
はこぼるゝやう也。かゝる
一双
(
いつさう
)
の玉を秋山の
田夫
(
でんぶ
)
が
妻
(
つま
)
にせんは
可憐
(
あはれむべし
)
、
琴
(
こと
)
を
薪
(
たきゞ
)
として
鼈
(
すつほん
)
を
煮
(
に
)
るが
如
(
ごと
)
し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
鼈(すつほん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
べっこう
(逆引き)
中指と食指と薬指とで、三本ながら
膨
(
ふく
)
れ上がり、
鼈
(
べっこう
)
のように透き通っていた。で、関節は見分けられなかった。ズンベラ棒に円いのであった。それは若者の腕であった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
鼈(べっこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鼈(スッポン)”の解説
スッポン(鼈・龞・鱉、丸魚、Pelodiscus sinensis)は、爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されるカメ。「キョクトウスッポン」「アジアスッポン」「ヒガシアジアスッポン」「シナスッポン」「チュウゴクスッポン」「ニホンスッポン」の名で呼ばれることもある(ニホンスッポンとチュウゴクスッポンに亜種を分ける説もある)。
(出典:Wikipedia)
鼈
漢検1級
部首:⿌
25画
“鼈”を含む語句
鼈甲
鼈甲縁
白鼈甲
泥鼈
番木鼈
魚鼈
鼈甲屋
月鼈
月鼈雲泥
鼈甲脚
鼈甲管
鼈甲牡丹
鼈甲櫛
海鼈
鼈甲色
鼈甲物
鼈甲猫
龜鼈
黒鼈甲縁
鼈鍋
...
“鼈”のふりがなが多い著者
山東京山
井上円了
南方熊楠
橘外男
岩野泡鳴
ニコライ・ゴーゴリ
魯迅
岡本かの子
泉鏡太郎
国枝史郎