トップ
>
一双
ふりがな文庫
“一双”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっそう
62.5%
いつさう
12.5%
ひとつ
12.5%
ひとつが
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっそう
(逆引き)
一双
(
いっそう
)
の
屏風
(
びょうぶ
)
の絵は、むら消えの雪の小松に
丹頂
(
たんちょう
)
の鶴、
雛鶴
(
ひなづる
)
。一つは
曲水
(
きょくすい
)
の
群青
(
ぐんじょう
)
に桃の
盃
(
さかずき
)
、
絵雪洞
(
えぼんぼり
)
、桃のような
灯
(
ひ
)
を
点
(
とも
)
す。……ちょっと
風情
(
ふぜい
)
に
舞扇
(
まいおおぎ
)
。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一双(いっそう)の例文をもっと
(5作品)
見る
いつさう
(逆引き)
二人の
姉
(
あね
)
は色白くして玉を
双
(
なら
)
べたる
美人
(
びじん
)
也、菓子を
喰
(
くひ
)
ながら
顔
(
かほ
)
見あはして打ゑみたる
面
(
おも
)
ざし、
愛形
(
あいきやう
)
はこぼるゝやう也。かゝる
一双
(
いつさう
)
の玉を秋山の
田夫
(
でんぶ
)
が
妻
(
つま
)
にせんは
可憐
(
あはれむべし
)
、
琴
(
こと
)
を
薪
(
たきゞ
)
として
鼈
(
すつほん
)
を
煮
(
に
)
るが
如
(
ごと
)
し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
一双(いつさう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとつ
(逆引き)
さて太夫はなみなみ水を盛りたるコップを
左手
(
ゆんで
)
に
把
(
と
)
りて、
右手
(
めて
)
には
黄白
(
こうはく
)
二面の扇子を開き、やと声
発
(
か
)
けて
交互
(
いれちがい
)
に投げ上ぐれば、露を争う蝶
一双
(
ひとつ
)
、縦横上下に
逐
(
お
)
いつ、逐われつ、
雫
(
しずく
)
も
滴
(
こぼ
)
さず翼も
息
(
やす
)
めず
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一双(ひとつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ひとつが
(逆引き)
その鸚鵡が僕を見ると、「今晩は」と云ったのも忘れられない。軒の下には宙に
吊
(
つ
)
った、小さな
木鶴
(
もっかく
)
の
一双
(
ひとつが
)
いが、煙の立つ線香を
啣
(
くわ
)
えている。
奇遇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一双(ひとつが)の例文をもっと
(1作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
“一双”で始まる語句
一双虎
検索の候補
一双虎
一箭双鵰鵬
一谷双軍記
“一双”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
正岡子規
泉鏡花
夏目漱石
芥川竜之介
野村胡堂