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田夫
ふりがな文庫
“田夫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
でんぷ
80.0%
でんふ
10.0%
でんぶ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でんぷ
(逆引き)
勝景は多少のインスピレイシヨンを
何人
(
なんぴと
)
にも与ふる者なり。故に勝景は如何なる
田夫
(
でんぷ
)
野郎をも
詩気
(
しふう
)
を帯びて逍遙する者とならしむるなり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
田夫(でんぷ)の例文をもっと
(8作品)
見る
でんふ
(逆引き)
漆谷
(
しつこく
)
は市河三陽、小野節二家の説を聞くに、後藤氏、名は
苟簡
(
こうかん
)
、字は
子易
(
しえき
)
、一
字
(
じ
)
は
田夫
(
でんふ
)
、又木斎と号した。北条霞亭の尺牘に拠るに、通称は弥之助である。讚岐の商家に生れ、屋号を油屋と云ふ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
田夫(でんふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
でんぶ
(逆引き)
二人の
姉
(
あね
)
は色白くして玉を
双
(
なら
)
べたる
美人
(
びじん
)
也、菓子を
喰
(
くひ
)
ながら
顔
(
かほ
)
見あはして打ゑみたる
面
(
おも
)
ざし、
愛形
(
あいきやう
)
はこぼるゝやう也。かゝる
一双
(
いつさう
)
の玉を秋山の
田夫
(
でんぶ
)
が
妻
(
つま
)
にせんは
可憐
(
あはれむべし
)
、
琴
(
こと
)
を
薪
(
たきゞ
)
として
鼈
(
すつほん
)
を
煮
(
に
)
るが
如
(
ごと
)
し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
田夫(でんぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“田夫”の意味
《名詞》
農夫。農家。農民。
田舎者。田舎くさいこと。または、洗練されていないことに対する謙称。
(出典:Wiktionary)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
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田夫野人
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北村透谷
森鴎外