“でんぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臀部96.4%
田夫3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は、おりんの屍骸の臀部でんぶから少量すこしの肉を切り取って明日の捏ねに混ぜることにした。自分自身の一部を手に下げておりんはほほほと笑った。
乳ト臀部でんぶノ発達ハ不十分デ、あしモシナヤカニ長イニハ長イケレ※、下腿部かたいぶガヤヤO型ニ外側ヘ彎曲わんきょくシテオリ、遺憾ナガラマッスグトハ云イニクイ。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
二人のあねは色白くして玉をならべたる美人びじん也、菓子をくひながらかほ見あはして打ゑみたるおもざし、愛形あいきやうはこぼるゝやう也。かゝる一双いつさうの玉を秋山の田夫でんぶつまにせんは可憐あはれむべしことたきゞとしてすつほんるがごとし。