トップ
>
過敏
ふりがな文庫
“過敏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かびん
70.0%
くわびん
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かびん
(逆引き)
頭
(
あたま
)
が
過敏
(
かびん
)
すぎると、
口
(
くち
)
や、
手足
(
てあし
)
の
働
(
はたら
)
きが
鈍
(
にぶ
)
り、かえって、のろまに
見
(
み
)
えるものです。
純吉
(
じゅんきち
)
は、
少年
(
しょうねん
)
の
時分
(
じぶん
)
にそうでありました。
からす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ここでは
旧套
(
きゅうとう
)
の良心
過敏
(
かびん
)
性にかかっている都会娘の小初の意地も
悲哀
(
ひあい
)
も
執着
(
しゅうちゃく
)
も性を抜かれ、代って
魚介
(
ぎょかい
)
鼈
(
すっぽん
)
が持つ
素朴
(
そぼく
)
不逞
(
ふてい
)
の自由さが
蘇
(
よみがえ
)
った。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
過敏(かびん)の例文をもっと
(7作品)
見る
くわびん
(逆引き)
「
御米
(
およね
)
、
御前
(
おまへ
)
は
神經
(
しんけい
)
が
過敏
(
くわびん
)
になつて、
近頃
(
ちかごろ
)
何
(
ど
)
うかしてゐるよ。もう
少
(
すこ
)
し
頭
(
あたま
)
を
休
(
やす
)
めて
能
(
よ
)
く
寐
(
ね
)
る
工夫
(
くふう
)
でもしなくつちや
不可
(
いけ
)
ない」と
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
わが
輩
(
はい
)
のこの
所見
(
しよけん
)
に
對
(
たい
)
して、
或人
(
あるひと
)
はこれを
學究
(
がくきう
)
の
過敏
(
くわびん
)
なる
迂論
(
うろん
)
であると
評
(
へう
)
し、
齒牙
(
しが
)
にかくるに
足
(
た
)
らぬ
些細
(
ささい
)
な
問題
(
もんだい
)
だといつたが、
自分
(
じぶん
)
にはさう
考
(
かんが
)
へられぬ。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
過敏(くわびん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“過敏(
過敏症
)”の解説
過敏症(かびんしょう、hypersensivity)は、通常は反応が起こらない程度の刺激に反応して、一定の症状があらわれる疾患のことを指す。しばしばはアレルギーと同義語として扱われているが、世界アレルギー機構においては、免疫反応より開始される過敏症のことを「アレルギー」、刺激への非免疫的な過度の不耐応を狭義の「過敏症」と定義している。
(出典:Wikipedia)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
敏
常用漢字
中学
部首:⽁
10画
“過敏”で始まる語句
過敏症
検索の候補
神経過敏
過敏症
神經過敏
神経過敏症
“過敏”のふりがなが多い著者
伊東忠太
新渡戸稲造
伊藤左千夫
長塚節
夏目漱石
吉川英治
宮沢賢治
岡本かの子
小川未明