“旧套”の読み方と例文
旧字:舊套
読み方割合
きゅうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここでは旧套の良心過敏性にかかっている都会娘の小初の意地も悲哀執着も性を抜かれ、代って魚介が持つ素朴不逞の自由さがった。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
閣下の外交方針が依然として旧套を脱せず、×国に対する戦争の危機を緩和せんとする努力を毫末も示さざるのみならず
鉄の規律 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
惰力の為めに面白くもない懶惰な生活を、毎日々々繰り返して居るのが、堪えられなくなって、全然旧套擺脱した、物好きな、アーティフィシャルな
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)