トップ
>
旧套
ふりがな文庫
“旧套”の読み方と例文
旧字:
舊套
読み方
割合
きゅうとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうとう
(逆引き)
然るに血気盛りの学生たるもの猶学校の空位空聞に恋々たる其の心事の陋劣にして其思想の
旧套
(
きゅうとう
)
陳腐を脱せざる事真に憫笑すべきなり。
偏奇館漫録
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ここでは
旧套
(
きゅうとう
)
の良心
過敏
(
かびん
)
性にかかっている都会娘の小初の意地も
悲哀
(
ひあい
)
も
執着
(
しゅうちゃく
)
も性を抜かれ、代って
魚介
(
ぎょかい
)
鼈
(
すっぽん
)
が持つ
素朴
(
そぼく
)
不逞
(
ふてい
)
の自由さが
蘇
(
よみがえ
)
った。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
閣下の外交方針が依然として
旧套
(
きゅうとう
)
を脱せず、×国に対する戦争の危機を緩和せんとする努力を
毫末
(
ごうまつ
)
も示さざるのみならず
鉄の規律
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
旧套(きゅうとう)の例文をもっと
(8作品)
見る
“旧套”の意味
《名詞》
古びたやり方。
(出典:Wiktionary)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
套
漢検準1級
部首:⼤
10画
“旧套”で始まる語句
旧套的
旧套墨守
検索の候補
旧套的
旧套墨守
“旧套”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
岡本かの子
谷崎潤一郎
平林初之輔
永井荷風