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過敏
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くわびん
ふりがな文庫
“
過敏
(
くわびん
)” の例文
「
御米
(
およね
)
、
御前
(
おまへ
)
は
神經
(
しんけい
)
が
過敏
(
くわびん
)
になつて、
近頃
(
ちかごろ
)
何
(
ど
)
うかしてゐるよ。もう
少
(
すこ
)
し
頭
(
あたま
)
を
休
(
やす
)
めて
能
(
よ
)
く
寐
(
ね
)
る
工夫
(
くふう
)
でもしなくつちや
不可
(
いけ
)
ない」と
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
わが
輩
(
はい
)
のこの
所見
(
しよけん
)
に
對
(
たい
)
して、
或人
(
あるひと
)
はこれを
學究
(
がくきう
)
の
過敏
(
くわびん
)
なる
迂論
(
うろん
)
であると
評
(
へう
)
し、
齒牙
(
しが
)
にかくるに
足
(
た
)
らぬ
些細
(
ささい
)
な
問題
(
もんだい
)
だといつたが、
自分
(
じぶん
)
にはさう
考
(
かんが
)
へられぬ。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
朝夕
(
あさゆふ
)
の
冷
(
つめ
)
たさすら
其
(
そ
)
の
過敏
(
くわびん
)
な
神經
(
しんけい
)
を
刺戟
(
しげき
)
した。
卯平
(
うへい
)
は
何時
(
いつ
)
でも
右
(
みぎ
)
の
横頬
(
よこほゝ
)
を
上
(
うへ
)
にして
居
(
ゐ
)
る
外
(
ほか
)
はなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“過敏(
過敏症
)”の解説
過敏症(かびんしょう、hypersensivity)は、通常は反応が起こらない程度の刺激に反応して、一定の症状があらわれる疾患のことを指す。しばしばはアレルギーと同義語として扱われているが、世界アレルギー機構においては、免疫反応より開始される過敏症のことを「アレルギー」、刺激への非免疫的な過度の不耐応を狭義の「過敏症」と定義している。
(出典:Wikipedia)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
敏
常用漢字
中学
部首:⽁
10画
“過敏”で始まる語句
過敏症