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鼈甲色
ふりがな文庫
“鼈甲色”の読み方と例文
読み方
割合
べっこういろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べっこういろ
(逆引き)
まして光をうけている部分は、融けるような
鼈甲色
(
べっこういろ
)
の光沢を帯びて、どこの山脈にも見られない、美しい弓なりの曲線を、
遥
(
はるか
)
な天際に
描
(
えが
)
いている。……
女体
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
柱も敷板も
窓框
(
まどがまち
)
も、みな
艶
(
つや
)
つやと
鼈甲色
(
べっこういろ
)
に拭きこんであり、きちんと置かれた道具類も高価な品ではないが、たいせつにされてきた年月の
証
(
あか
)
しのように
日本婦道記:萱笠
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
時代をつけると言ってしょっちゅう
頬
(
ほお
)
や鼻へこすりつけるので
脂
(
あぶら
)
が
滲透
(
しんとう
)
して
鼈甲色
(
べっこういろ
)
になっていた。
夏目漱石先生の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
鼈甲色(べっこういろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
鼈
漢検1級
部首:⿌
25画
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“鼈甲”で始まる語句
鼈甲
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“鼈甲色”のふりがなが多い著者
村井弦斎
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芥川竜之介