べっこう)” の例文
中指と食指と薬指とで、三本ながらふくれ上がり、べっこうのように透き通っていた。で、関節は見分けられなかった。ズンベラ棒に円いのであった。それは若者の腕であった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)