“地位”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みぶん38.9%
ちゐ33.3%
ちい27.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定七は困ったが、お鶴といっしょにいる地位みぶんのありそうな女に気がねして何も云わなかった。広巳はやっぱり何も云わなかった。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
平生へいぜいは一ぽんきりしてゐないけれども、二本帶ほんさしてある資格しかくつてゐて、與力よりき京武士みやこぶしあとまはらなくてもいいだけの地位ちゐになつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
父親ちちおや相当そうとうたか地位ちい大宮人おおみやびとで、狭間信之はざまのぶゆき母親ははおやはたしか光代みつよ、そして雛子ひなこ夫婦ふうふなか一粒種ひとつぶだねのいとしだったのでした。