“兒島邸”の読み方と例文
読み方割合
こじまてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四十一年(ねん)一月(ぐわつ)二十一日(にち)の午前(ごぜん)九時(じ)頃(ごろ)、水谷氏(みづたにし)と余(よ)とは、大森(おほもり)の兒島邸(こじまてい)を訪問(ほうもん)した。然(しか)るに翁(おう)は、熱海(あたみ)の方(はう)へ行(い)つて居(ゐ)られて、不在(ふざん)。
三時(じ)頃(ごろ)に、坪井博士(つぼゐはかせ)が來(こ)られたが、既(も)う發掘(はつくつ)よりは、焚火(たきび)の方(はう)が盛(さか)んで格別(かくべつ)の事(こと)はなく、談話(だんは)の方(はう)にばかり熱中(ねつちう)して居(ゐ)ると、兒島邸(こじまてい)の侍女(じぢよ)が牛乳入(ミルクいり)の珈琲(コーヒー)を持運(もちはこ)んで來(き)た。