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持運
ふりがな文庫
“持運”の読み方と例文
読み方
割合
もちはこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちはこ
(逆引き)
御苦労
(
ごくらう
)
、
御厚意
(
ごかうい
)
は
受取
(
うけと
)
つたが、
己
(
おれ
)
の
刻
(
きざ
)
んだ
此
(
こ
)
の
婦
(
をんな
)
は
活
(
い
)
きとるぞ。
貴様
(
きさま
)
たちに
持運
(
もちはこ
)
ばれては
血
(
ち
)
の
道
(
みち
)
を
起
(
おこ
)
さう、
自分
(
じぶん
)
でおんぶだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
三
時
(
じ
)
頃
(
ごろ
)
に、
坪井博士
(
つぼゐはかせ
)
が
來
(
こ
)
られたが、
既
(
も
)
う
發掘
(
はつくつ
)
よりは、
焚火
(
たきび
)
の
方
(
はう
)
が
盛
(
さか
)
んで
格別
(
かくべつ
)
の
事
(
こと
)
はなく、
談話
(
だんは
)
の
方
(
はう
)
にばかり
熱中
(
ねつちう
)
して
居
(
ゐ
)
ると、
兒島邸
(
こじまてい
)
の
侍女
(
じぢよ
)
が
牛乳入
(
ミルクいり
)
の
珈琲
(
コーヒー
)
を
持運
(
もちはこ
)
んで
來
(
き
)
た。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
時々
(
とき/″\
)
使童
(
ボーイ
)
が
出入
(
しゆつにふ
)
して
淡泊
(
たんぱく
)
の
食品
(
くひもの
)
、
勁烈
(
けいれつ
)
の
飮料
(
いんれう
)
を
持運
(
もちはこ
)
んで
居
(
ゐ
)
た。ストーブは
熾
(
さかん
)
に
燃
(
も
)
えて
居
(
ゐ
)
る——
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
持運(もちはこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
運
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
“持”で始まる語句
持
持出
持前
持余
持主
持上
持合
持来
持囃
持病
“持運”のふりがなが多い著者
江見水蔭
国木田独歩
泉鏡太郎
泉鏡花