“かぢこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鍛工50.0%
鍛冶工50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松本はがい一咳いちがいしつ「我が鍛工かぢこう組合の評議員篠田長二君の身上について、一個の動議を提出するんですから、先づ同君にむかつて暫時退席を要求致します」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
先生とは最も密接の関係ある鍛工かぢこう組合が調査の結果、昨夜の臨時総会において満場異存なかつた決議です——
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
むしろ教会の愚劣と偽善を表白したに過ぎないのだが、驚いたのは鍛工かぢこう組合の挙動だ——先生が梅子さんと結婚なさる為めに、主義を抛棄はうきなさるとは、何と云ふ破廉耻はれんちな言ひ草だ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
常に友達の為めに借金を背負しよはされて居た程です、うも日本では今以て、鍛冶工かぢこうなど云へばただちに乱暴な、放蕩三昧はうたうざんまいな、品格の劣等の者の如く即断致しますが
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)