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鼎
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がなえ
ふりがな文庫
“
鼎
(
がなえ
)” の例文
ぐるりと三人、
三
(
み
)
つ
鼎
(
がなえ
)
に夫人を巻いた、金の目と、銀の目と、
紅糸
(
べにいと
)
の目の六つを、
凶
(
あし
)
き星のごとくキラキラと
砂
(
いさご
)
の上に輝かしたが
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
川上は浜田屋へ呼びよせられて来てみると、養母と奴とは
冷
(
ひやや
)
かな
凄
(
すご
)
い目の色で迎えた。三人が三つ
鼎
(
がなえ
)
になると奴は不意に、
髷
(
まげ
)
の根から黒髪をふっつと断って
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
娘御をここへ呼び出して、わたくしと
三
(
み
)
つ
鼎
(
がなえ
)
であらためて御相談いたしましょう。お蝶どのをすぐこれへ
半七捕物帳:07 奥女中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“鼎”の解説
鼎(かなえ、てい)は、中国古代の器物の一種。土器あるいは青銅器であり、龍山文化期に登場し、漢代まで用いられた。
(出典:Wikipedia)
鼎
漢検準1級
部首:⿍
13画
“鼎”を含む語句
鼎座
鼎足
鼎蔵
三鼎
王鼎
窯鼎
周鼎漢彝玉器
鼎形
鼎坐
鼎立
九鼎
鼎沸
鼎足的
鼎彝
鼎鑊
趙鼎
贋鼎
生方鼎斎
石鼎
彝鼎
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