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鼎
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てい
ふりがな文庫
“
鼎
(
てい
)” の例文
鼎
(
てい
)
州の
開元寺
(
かいげんじ
)
には寓居の客が多かった。ある夏の日に、その客の五、六人が寺の門前に出ていると、ひとりの女が水を汲みに来た。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
猿が綱を
外
(
はず
)
し児を
鼎
(
てい
)
中に投じ
爛
(
ただ
)
れ死なしめたので、母が薪を村外に積ましめ、その婢と猿を焚殺したとある(『類函』四三一)。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
善庵、名は
鼎
(
てい
)
、字は五鼎、実は江戸の儒家
片山兼山
(
かたやまけんざん
)
の子である。兼山の歿した
後
(
のち
)
、
妻
(
つま
)
原
氏
(
うじ
)
が江戸の町医朝川
黙翁
(
もくおう
)
に再嫁した。善庵の姉
寿美
(
すみ
)
と兄
道昌
(
どうしょう
)
とは当時の
連子
(
つれこ
)
で、善庵はまだ母の胎内にいた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“鼎”の解説
鼎(かなえ、てい)は、中国古代の器物の一種。土器あるいは青銅器であり、龍山文化期に登場し、漢代まで用いられた。
(出典:Wikipedia)
鼎
漢検準1級
部首:⿍
13画
“鼎”を含む語句
鼎座
鼎足
鼎蔵
三鼎
王鼎
窯鼎
周鼎漢彝玉器
鼎形
鼎坐
鼎立
九鼎
鼎沸
鼎足的
鼎彝
鼎鑊
趙鼎
贋鼎
生方鼎斎
石鼎
彝鼎
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