四囲しい)” の例文
旧字:四圍
再興の望みが絶対になかったように思うのは、事後においてそれを見るからで、当時にあっては、四囲しいの情勢から見て、かならずしもその望みがなかったとは言われない。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
音の性質で、兼好はすぐ四囲しいのとどろきを
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四囲しいの敵ばかりではない」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)