“江戸繁昌記”の読み方と例文
読み方割合
えどはんじょうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸時代隅田堤看花の盛況を述るものは、大抵寺門静軒てらかどせいけんが『江戸繁昌記えどはんじょうき』を引用してこれが例証となしている。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
新しい西欧文明をとり入れ出した東京の姿を書いたもので、馬車だとか煉瓦だとかが現われ出した頃のことが書かれてある。これはかの寺門静軒てらかどせいけんの『江戸繁昌記えどはんじょうき』にならって書かれたものである。
明治十年前後 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)