“築造”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしら40.0%
ちくぞう40.0%
チクザウ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見るものの眼から見れば建てさせた人が気の毒なほどのものを築造こしらへたを見るたびごとに、内〻自分の不運を泣きますは、御上人様
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
らに兵庫ひょうご和田岬わだみさきに新砲台の建築けんちくを命じたるその命を受けて築造ちくぞうに従事せしはすなわち勝氏かつしにして、その目的もくてきもとより攘夷じょういに外ならず。
築造チクザウルハ都下トカ繁昌ハンジヤウシテ人民ジンミン知識チシキヒラ所以ユエン器械キカイナリ
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)