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相鎚
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あいづち
ふりがな文庫
“
相鎚
(
あいづち
)” の例文
「本当にさ。園遊会に
燕尾服
(
えんびふく
)
を着てくるなんて——洋行しないだってそのくらいな事はわかりそうなものだ」と
相鎚
(
あいづち
)
を打っている。向うを見るとなるほど燕尾服がいる。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
身に帯びているこの刀こそ、自分が十六、七歳の頃、赤岩明神に
祈誓
(
きせい
)
をかけ、兄は本鎚の座にすわり、自分は
相鎚
(
あいづち
)
に
対
(
むか
)
って、夜となく昼となく、兄弟ふたりの魂を火として、打ち鍛えた刀なのだ。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
バウンがそう
相鎚
(
あいづち
)
をうって、あとを自分で話しつづけました。
負けない少年
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
とお雪ちゃんも
相鎚
(
あいづち
)
を打ちました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
鎚
漢検準1級
部首:⾦
17画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模