“おおしばい”の漢字の書き方と例文
語句割合
大芝居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『ジョリクールの家来』は大芝居おおしばいというのではなかったから、二十分より長くはつづかなかった。ヴィタリスはわたしたちにたびたびそれをくり返させた。
死ぬまで大芝居おおしばいを打って、見事に女優としての第一人者の名を贏得かちえていった。乏しい国の乏しい芸術の園に、紅蓮ぐれんの炎がころがり去ったような印象を残して——
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)