“新銭座”の読み方と例文
読み方割合
しんせんざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義塾三田に移る慶應義塾がしば新銭座しんせんざを去て三田のただ今の処にうつったのは明治四年、是れも塾の一大改革ですから一通り語りましょう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
土地の女学校を出た後、母は、その頃芝の新銭座しんせんざにいた国学者でまた南洋学の先覚、近藤真琴の家庭へしばらくやられていた。
○予が父は初め新銭座しんせんざの福沢塾にて洋学を修め明治四年亜墨利加アメリカに留学し帰朝の後官員となりし人にて、一時はなかなかの西洋崇拝家なりけり。
洋服論 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)