“軍刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐんたう33.3%
ぐんとう33.3%
サアベル33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかにも年少ねんせう士官等しくわんら軍刀ぐんたうつかにぎめて、艦長かんちやう號令がうれいつ、舷門げんもんほとり砲門ほうもんほとり慓悍へうかん無双ぶさう水兵等すいへいらうでさすつてる。
超短波電流をナイフようとがった金属片きんぞくへんに通じ、これを肉に近づけると、面白いほど切れます。それはどれほどよくいだメスよりも軍刀ぐんとうよりも切れ味がよいのです。
科学が臍を曲げた話 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
少年等こどもらが好きで、時には、厚紙の軍帽しやつぽやら、竹の軍刀サアベル板端いたつぱしの村田銃、其頃流行はやつた赤い投弾なげだままで買つて呉れて、一隊の義勇兵の為に一日の暇をつぶす事もあつた。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)