“投弾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうだん50.0%
なげだま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このごろ、毎日のごとく夜半やはんからあかつきにかけて空襲警報が鳴る。しかし多くは、空襲警報だけに終って、敵機の投弾とうだんは、ほとんどなかった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
少年等こどもらが好きで、時には、厚紙の軍帽しやつぽやら、竹の軍刀サアベル板端いたつぱしの村田銃、其頃流行はやつた赤い投弾なげだままで買つて呉れて、一隊の義勇兵の為に一日の暇をつぶす事もあつた。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)