“とうだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
登壇66.7%
投弾33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十年前に、彼奴きゃつと会った時は、俺は叡山の仲間僧ちゅうげんそうだったし、彼奴きゃつはすでに、授戒じゅかい登壇とうだんをゆるされた一院のあるじだった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
始むるにあたりてあたかも前面に掲げてあったご真影しんえいに最敬礼して登壇とうだんし、今日こんにちの教育はややもすれば技術的教育に流れ、人格教育はおこたりがちである
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
このごろ、毎日のごとく夜半やはんからあかつきにかけて空襲警報が鳴る。しかし多くは、空襲警報だけに終って、敵機の投弾とうだんは、ほとんどなかった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)