トップ
>
伐出
ふりがな文庫
“伐出”の読み方と例文
読み方
割合
きりだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりだ
(逆引き)
昨日あたり山から
伐出
(
きりだ
)
して来たといわぬばかりの
生々
(
なまなま
)
しい丸太の電柱が、どうかすると向うの見えぬほど遠慮会釈もなく突立っている。
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
其等の木は
悉
(
ことごと
)
く自分の山から
伐出
(
きりだ
)
され自分の眼の前で
鉋
(
かんな
)
を掛けられたものであり、其等の食物の出所も
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
その後また同じ山中に
枕木
(
まくらぎ
)
伐出
(
きりだ
)
しのために小屋をかけたる者ありしが、夕方になると人夫の者いずれへか迷い行き、帰りてのち
茫然
(
ぼうぜん
)
としてあることしばしばなり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
伐出(きりだ)の例文をもっと
(7作品)
見る
伐
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“伐”で始まる語句
伐
伐木
伐採
伐倒
伐取
伐口
伐開
伐木坊
伐切
伐去
“伐出”のふりがなが多い著者
中島敦
三遊亭円朝
泉鏡太郎
柳田国男
泉鏡花
永井荷風
岡本綺堂