“伐取”の読み方と例文
読み方割合
きりと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そこらの豪傑たちが、乱世に乗じて、一州一郡を伐取きりとりするような小さい望みとは違うはずです。漢の宗室の末孫、中山靖王のえいであるおまえが、万民のために、剣をとって起ったのですよ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「山東の州軍を荒し廻れ。今なら、伐取きりとり勝手次第」と、けしかけた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)