伐取きりと)” の例文
「そこらの豪傑たちが、乱世に乗じて、一州一郡を伐取きりとりするような小さい望みとは違うはずです。漢の宗室の末孫、中山靖王のえいであるおまえが、万民のために、剣をとって起ったのですよ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「山東の州軍を荒し廻れ。今なら、伐取きりとり勝手次第」と、けしかけた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)