“きりと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
斬取50.0%
伐取20.0%
切取20.0%
截取10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喧嘩といえば穏かならぬようにも聞えまするが、それも太平の世に武を磨く一つの方便、斬取きりとり強盗とは筋合が違うて、お上でもむずかしゅういわるる筈がござりませぬ
番町皿屋敷 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「山東の州軍を荒し廻れ。今なら、伐取きりとり勝手次第」と、けしかけた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分で結ったかうか、群衆の前で試される女、——天鵞絨ビロウドの鼻緒を切取きりとられて、竹の皮ですげ替えさせられた上、親を呼出よびだして手錠をはめられる小娘、——中には贅沢ぜいたくな紙入を発見されて
礫心中 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
(第一)石を棒形ぼうがた截取きりとらしたる者。(之を石棒と呼ぶ)
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)