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斬取
ふりがな文庫
“斬取”の読み方と例文
読み方
割合
きりと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりと
(逆引き)
後
(
あと
)
には、血が
染
(
にじ
)
んだ湖畔の土の上に、頭と右手との無い
屍体
(
したい
)
ばかりが
幾
(
いく
)
つか残されていた。頭と右手だけは、侵略者が
斬取
(
きりと
)
って持って帰ってしまった。
狐憑
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
喧嘩といえば穏かならぬようにも聞えまするが、それも太平の世に武を磨く一つの方便、
斬取
(
きりと
)
り強盗とは筋合が違うて、お上でもむずかしゅういわるる筈がござりませぬ
番町皿屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
楚
(
そ
)
では王族の一人が
病臥
(
びょうが
)
中の王の
頸
(
くび
)
をしめて位を
奪
(
うば
)
う。
呉
(
ご
)
では足頸を
斬取
(
きりと
)
られた罪人共が王を
襲
(
おそ
)
い、晋では二人の臣が
互
(
たが
)
いに妻を
交換
(
こうかん
)
し合う。このような世の中であった。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
斬取(きりと)の例文をもっと
(5作品)
見る
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“斬取”で始まる語句
斬取強盜
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中島敦
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