“尺振八”の読み方と例文
読み方割合
せきしんぱち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この塾は昔時国富論派の代表なる福沢諭吉氏の創立にして、これに次ぎ泰西の経済説を教えたるは古洋学者の巨擘たる尺振八氏の家塾なりという。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)
同行の尺振八などゝ飲みながら壮語快談、ソリャもう官費の酒だから、船中の事で安くはないが何に構うものか、ドシ/\飲み次第喰い次第で、颯々と酒を注文して部屋にて飲む。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
共立学舎は尺振八の経営する所である。振八、の名を仁寿という。下総国高岡の城主井上筑後守正滝の家来鈴木伯寿の子である。天保十年に江戸佐久間町に生れ、安政の末年に尺氏を冒した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)