トップ
>
せきしんぱち
ふりがな文庫
“せきしんぱち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
尺振八
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尺振八
(逆引き)
この塾は昔時国富論派の代表なる福沢諭吉氏の創立にして、これに次ぎ泰西の経済説を教えたるは古洋学者の巨擘たる
尺振八
(
せきしんぱち
)
氏の家塾なりという。
近時政論考
(新字新仮名)
/
陸羯南
(著)
同行の
尺振八
(
せきしんぱち
)
などゝ飲みながら壮語快談、ソリャもう官費の酒だから、船中の事で安くはないが何に構うものか、ドシ/\飲み次第喰い次第で、
颯々
(
さっさ
)
と酒を注文して部屋に
取
(
とっ
)
て飲む。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
共立学舎は
尺振八
(
せきしんぱち
)
の経営する所である。振八、
初
(
はじめ
)
の名を
仁寿
(
じんじゅ
)
という。下総国高岡の城主
井上
(
いのうえ
)
筑後守
正滝
(
まさたき
)
の家来鈴木
伯寿
(
はくじゅ
)
の子である。天保十年に江戸佐久間町に生れ、安政の
末年
(
ばつねん
)
に尺氏を冒した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
尺振八
(
せきしんぱち
)
もまたこの年十一月二十八日に歿した。年は四十八であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ソレは私が
尺振八
(
せきしんぱち
)
から
詳
(
つまびらか
)
に聞きました。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
せきしんぱち(尺振八)の例文をもっと
(3作品)
見る