“栗尺角”の読み方と例文
読み方割合
くりしゃっかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドドドド——ッと、すさまじい地唸じうなりがして、栗尺角くりしゃっかくの殿中柱が、ミリッといったかと思うと、三人の坐っている畳までが、下からムクムクと震動してきて、座にたえぬような恐怖を感ぜしめた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)