“栗色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くりいろ94.7%
くりげ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金色の線でぼかされたみごとな栗色くりいろの髪、大理石でできてるような額、薔薇ばらの花弁でできてるようなほお、青白い赤味、目ざめるような白さ
彼女は、その錫箔をがしてみた。すると、錫箔の下に、栗色くりいろのチョコレートは無くて、白い紙でもう一重ひとえ、包んであった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
タイキつていふ栗色くりげの馬を、それはもう大事にしてゐて例へば夜中にでも厩の方でタイキの叫び声が挙つたりすると夢中で飛起きて行くつていふほどの有様なのよ。
〔婦人手紙範例文〕 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)