“としお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
年老34.6%
年雄19.2%
敏夫15.4%
俊雄7.7%
俊夫3.8%
俊郎3.8%
年尾3.8%
年降3.8%
登志男3.8%
齡老3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又は年老としおいてタヨリになるを持ち得ない物淋しさ、情なさ、自烈度じれったさを、たまらない嫉妬心と一緒に飽く事なく新しい犠牲……若い、美しい一知に吹っかけて
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
正二しょうじも、年雄としおくんのいえのはとのことがにかかったので、学校がっこうからかえっていってみました。だが、まだ、はとはかえっていませんでした。
二百十日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかしこの大島敏夫としおも——花や歌を愛してゐた江東小学校の秀才も二十はたち前後に故人になつてゐる。……
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
説けりおはなしは山村俊雄としおと申すふところ育ち団十菊五を島原に見た帰りみち飯だけの突合いととある二階へ連れ込まれたがそもそもの端緒いとぐち一向だね一ツ献じようとさされたる猪口ちょくをイエどうも私はと一言を
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
わたしのおとうさまは花崎俊夫としおという検事なの。
妖人ゴング (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
されば守るにその人なき家の内何となく物淋しく先生独り令息俊郎としお和郎かずおの両君と静に小鳥を飼ひてたのしみとせられしさまいかにも文学者らしく見えて一際ひときわわれをして景仰けいこうの念を深からしめしなり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
八月二十日 神戸駅前相生あいおい町、三ツ輪亭南店に牛鍋をつゝき、それより泊月、鍋平朝臣、年尾としお、立子、友次郎と共に岡山に矢野蓬矢ほうしを訪ふ。
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
一七 松引き年降としおろし
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
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妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
山邊にかくは齡老としおいて
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)