“自烈度”の読み方と例文
読み方割合
じれった100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……自烈度じれったいと云って、これ位自烈度い話はなかろう。……これがわかれば一躍、世界一の流行作家になれるかも知れないんだが……。
探偵小説の正体 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いつもの癖で、椅子の中に深く身を沈めると、中禿ちゅうはげの頭を撫で上げながら、自慢の長いひげ自烈度じれったそうにヒネリ上げヒネリさげした。
骸骨の黒穂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
と云いながら老ドクトルは、いつの間にか昂奮してしまったらしく自烈度じれったそうに拳固を固めて両膝をトントンとたたいた。
霊感! (新字新仮名) / 夢野久作(著)