ゆずの話ゆずのはなし
お父さんの、大事になさっている植木鉢のゆずが、今年も大きな実を二つつけました。この二つは、夏のころからおたがいに競争しあって、大きくなろうとしていましたが、二つとも大きくなれるだけなってしまうと、こんどは、どちらが美しくなれるかといわぬばか …
作品に特徴的な語句
心持こころも 色合いろあ 初冬しょとう のち きゅう 発見はっけん ほう はい にち あか あたま たけ 競争きょうそう だま 瞬間しゅんかん 汽車きしゃ 疫痢えきり とう かあ わた 一人ひとり かお とお あそ 返事へんじ 足音あしおと はし 記憶きおく 縁側えんがわ 荒々あらあら ちゃ いろ 自分じぶん こし かんが 翌年よくねん うつく 天気てんき 大事だいじ おお ゆめ なつ こえ さけ くち おと ひかり にい ぼく たお ほとけ 今年ことし 二人ふたり おそ えだ はる 新聞しんぶん かな わずら おも のこ おこ 後悔こうかい よわ おとうと にわ 年雄としお とし ちい さむ