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学僕
ふりがな文庫
“学僕”の読み方と例文
旧字:
學僕
読み方
割合
がくぼく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がくぼく
(逆引き)
正作は五郎のために、
所々
(
しょしょ
)
奔走
(
ほんそう
)
してあるいは商店に入れ、あるいは
学僕
(
がくぼく
)
としたけれど、五郎はいたるところで失敗し、いたるところを逃げだしてしまう。
非凡なる凡人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
田崎と云うのは、父と同郷の
誼
(
よし
)
みで、つい此の
間
(
あいだ
)
から
学僕
(
がくぼく
)
に住込んだ十六七の少年である。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
無論
長屋住居
(
ながやずまい
)
の貧しい暮しをしていたものの子である。我ら二人の
寝起
(
ねおき
)
する所も、屋根に一枚の
瓦
(
かわら
)
さえ見る事のできない古長屋の一部であった。下には
学僕
(
がくぼく
)
と幹事を
混
(
ま
)
ぜて十人ばかり寄宿していた。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
学僕(がくぼく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“学僕”の意味
《名詞》
師や学校の下僕をしながら学問を修める者。
(出典:Wiktionary)
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
僕
常用漢字
中学
部首:⼈
14画
“学”で始まる語句
学校
学
学者
学生
学問
学殖
学舎
学文
学期
学童
“学僕”のふりがなが多い著者
国木田独歩
夏目漱石
永井荷風