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げなん
ふりがな文庫
“げなん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
下男
69.5%
僕
22.0%
奴
3.4%
奴僕
1.7%
小男
1.7%
従僕
1.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下男
(逆引き)
「こっちで言いたい言葉じゃ、貴公、山県狂介のところで、
下男
(
げなん
)
のような
居候
(
いそうろう
)
のような
真似
(
まね
)
をしておるとかいう話じゃが、まだいるのか」
山県有朋の靴
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
げなん(下男)の例文をもっと
(41作品)
見る
僕
(逆引き)
そのうちに
上元
(
じょうげん
)
の節となった。母方の
従兄弟
(
いとこ
)
に
呉
(
ご
)
という者があって、それが迎いに来たので一緒に遊びに出て、村はずれまでいった時、呉の家の
僕
(
げなん
)
が呉を呼びに来て
伴
(
つ
)
れていった。
嬰寧
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
げなん(僕)の例文をもっと
(13作品)
見る
奴
(逆引き)
と、みると呉の家の小さな
奴
(
げなん
)
が汗を流し息を切らして走ってきた。皆が驚いてその
理
(
わけ
)
を聞いた。それは呉郎の家もまた同じ日に劫に遇うて、一門の者が倶に
斃
(
たお
)
れたという知らせであった。
嬌娜
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
げなん(奴)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
奴僕
(逆引き)
華陰
(
かいん
)
へきた時、先発の
奴僕
(
げなん
)
どもは豚を殺し羊を
炙
(
あぶ
)
って、主人の張の着くのを待っていた。黄いろな服を着た男がどこからきたともなしに入ってきて、御馳走のかまえをしてある処へ坐った。
賭博の負債
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
げなん(奴僕)の例文をもっと
(1作品)
見る
小男
(逆引き)
その怪しい女の姿は翌朝また
地爐
(
いろり
)
の傍に見えた。その時小三郎はまだ眠っていたので小三郎の父の家から付けてある
重左衛門
(
じゅうざえもん
)
と云う
小男
(
げなん
)
が見つけた。
四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
げなん(小男)の例文をもっと
(1作品)
見る
従僕
(逆引き)
そこで岸へ這いあがっていると一つの
尸
(
しがい
)
が流れてきた。それは自分の
伴
(
つ
)
れていた
従僕
(
げなん
)
の少年の
屍
(
しかばね
)
であった。陳は力を出して引きあげたが、もう死んでいた。
西湖主
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
げなん(従僕)の例文をもっと
(1作品)
見る
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